教員資格を仲介/ブラジル学校教員へ東海大/来年1月開講
東海大学(本部・東京、松前達郎学長)は、教員免許を持たない国内のブラジル人学校の教員らに、ブラジル政府が認定する教員資格取得の仲介に乗り出す。日系移民百周年に合わせ、同政府が来年創設する「教員養成プログラム」の日本側パートナーとして唯一、国内で受講生を対象にスクーリング(通学授業)を実施する。大学としては全国初の取り組みで、ブラジル人学校の質向上と、子供たちの不就学などの問題に対応することが狙い。
プログラムは、ブラジルのマトグロッソ連邦大学が、日本国内の無資格の教員を対象にインターネットなどを通じた通信制講座を開設、四年間で初等教育(幼稚園~小学四年)の教員資格を与える。通信制に必要な年六回計六十時間のスクーリングを全国の東海大関連施設などで実施するほか、日本理解を目的に東海大が独自に開発した日本語や日本文化の教材をカリキュラムに組み込む。
東海大によると、在日ブラジル人は、一九九〇年の入管難民法改正以来、日本での単純労働への就労を背景に急増。外国人登録者だけでも三十万人を超え、在日韓国・朝鮮人など特定永住者を除く在日外国人では中国籍に次ぐという。
在日外国人は義務教育の対象外であることから、ブラジル人学校が日本の学校に通わない子供の受け皿となっており、全国で小・中学生の三分の一の約一万人が通学している。しかし、約八百人いる教員は無資格のケースも多いことから教育環境には問題があり、また、不就学による非行なども社会問題として指摘されている。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080825-00000034-kana-l14
