財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市下京区)と関連4社の不明朗な取引問題で、大久保昇・前理事長(73)が代表を務める出版会社「オーク」から、前理事長個人への貸付金の残高が昨年末時点で4億8000万円に上ることが、協会関係者の証言でわかった。
前理事長が協会名義のクレジットカードを私的に使用し、その支払いをオークが立て替え払いして、前理事長への貸付金として処理したケースが含まれているという。オークの売上高の8割は協会との取引によるもので、協会と関連会社を巡る前理事長の公私混同ぶりの一端が明らかになった。
複数の協会関係者によると、大久保前理事長は、協会のクレジットカードを持ち歩き、私的な飲食費の支払いなどに利用していたという。いったん協会が全額をカード会社に支払った後、協会の正規の経費として認められず前理事長が個人負担すべき分を、オークが立て替えていた。オークは経理上、前理事長への貸付金として処理していた。
このカード払いを協会の経費として認めるかは、長男の浩・前副理事長(45)が判断していたという。
この貸付金について、協会関係者は、個人的な株式取引資金などにも充てられていた、と証言する。
貸付残高は2006年末に5億円を超えていたことも判明。その後、約1億円が返済されたが、再び残高が増え続けているという。
協会関係者の一人は「支払いを協会との取引で利益を上げた関連会社につけ回しをした形で、悪質性を感じる。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090419-00000077-yom-soci
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