◇「価値伝えたい」
橿原市の建設会社「誠光建設」専務の白井大輔さん(30)が、県内で初めて「古民家鑑定士」の資格を取得した。古民家を文化的な側面から評価することにより、新たな基準で価値を算出して活用方法などを提案する。白井さんは「古民家には、昔の大工の技術と住んでいた人の思いが詰まっている。その価値を伝えていきたい」と話している。
古民家鑑定士を認定する財団法人「職業技能振興会」によると、古民家は日本の伝統的な建築工法で建てられた築50~60年以上の建物。資産的な価値は低いとされる一方、木材の強度は現代の住宅よりも高いと言われる。
白井さんが古民家に魅せられたのは昨年9月。古民家の解体工事現場で、廃棄処分される木材をみて「風合いがある木材なのに、廃棄するのはもったいない。価値を付けて守れないか」と思ったことがきっかけだった。
建設会社社員として住宅の基礎工事などを担当した経験も生かせることから、資格取得を目指した。仕事の傍ら講習を受けて勉強し、今年2月の試験に合格。古民家の保存や解体で出た古材の再利用などを目指す「古材倉庫」グループに加盟したり、NPO法人「近畿200年住宅再生ネットワーク機構」副理事長を務めるなど、活動の幅を広げている。
県内には、奈良市柳生地区や橿原市今井町地区、明日香村など、伝統的な古民家が多い。白井さんは「古民家は部材を補強したり、移築すれば活用できる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090609-00000201-mailo-l29
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