◇8人遭難死受け
道の「北海道アウトドア資格制度」の見直しをしている検討委員会が16日、道庁内で今年度最後の第8回検討会を開き、民間に移行していた運営主体を道に戻し、知事認定の資格に変更する--などとした基本構想をまとめた。
アウトドア資格は道が02年に独自に設けた制度。山岳やカヌー、ラフティングなどの分野がある。02年は703人が受検する人気ぶりだったが、資格取得者にとってメリットが少なく、08年は受検者が18人に激減した。
道は09年7月、有識者らによる制度見直しの検討会を発足。検討会は、制度の充実を図る一方、大雪山系トムラウシ山でツアー客ら8人が遭難死した事故を受け、ガイドの質の向上を目指す内容にするよう議論してきた。
基本構想では、制度の運営主体を道に変更するほか、資格を技術レベルの高い順に(1)ガイドを指導する匠(たくみ)型(2)ビジネスを主とする体験観光型(3)ボランティア活動をする地域密着型--に分類。資格保有がガイド自身の経済的・社会的な利益向上につながる制度にしていく必要があると指摘した。
道は、具体的な運用方法などの検討を10年度から1年間かけて行い、11年度中にも新制度をスタートさせる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100317-00000009-mailo-hok
