採用面接「部長ならできます」への考察
50代とおぼしき男性が、中小企業を訪ね、そこの社長に採用面接を受けた。
社長「履歴書を見る限りよくわかりませんが、自信をもって何かできることはありますか」
男性「?」
社長「ですから、手に何か技術をお持ちですか。あるいは財務関係にはかなり詳しいとか」
男性「そうですねえ。そうしたものは特にありませんが、“部長”ならできると思います」
100年に1度の大不況。中高年の再就職状況は厳しい冬が続いている。そうした中、都内のハローワーク関係者から聞いた話だ。
日本の高度経済成長で大企業がたくさん誕生し、多少の好不況の波はあっても、海外展開なども含めて組織拡大が進んできた。流通業などでは全国規模の企業もどんどん現れ、ベテランの社員が管理職として組織の管理能力を問われるようになった。
聞いたことのある区分けでいうと、「総合職」とか「一般職」、あるいは「専門職」とか「技術職」など、企業や業界によってさまざまな呼び名と位置づけがなされた。簡単にいえば、企業にとって人材を「ゼネラリスト」と「スペシャリスト」に分けて、ビジネス発展の総合パワーを高めてきた。ゼネラリストは、その企業がカバーする分野に幅広く対応できる能力を持ち、スペシャリストを含め一定の組織単位の管理運営ができる人材といえる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100329-00000512-san-soci
