数学の世界には「未解決問題」というのがある。有名なのは「フェルマーの最終定理」だ。17世紀のフランス人数学者、フェルマーによって提起された問題であり、これは15年前に英国生まれの数学者、ワイルズによって証明がなされ、解決した。
それ以外の大きな「未解決問題」には「リーマン予想」というのがある。難しいから内容は省くが150年前にドイツの数学者のリーマンが予想したもので、いまだに証明されていない。紀元前から提示されながら解決されていない問題もある。その中に友愛数に関するものがある。
友愛数とはペアになった2つの数で、片方の数が他方の数の約数(それ自身の数を除く)の和になるというもの。例えば、220と284。220の約数は1、2、4、5、10、11、20、22、44、55、110だが、それらをすべて足していくと284になる。逆に284の約数、1、2、4、71、142を全部足すと220になるという寸法だ。
「へぇ、なるほど」とうなってしまうが、まさにこの2つの数は奇妙な縁で結ばれている友愛数なのである。数学の世界は「小説よりも奇なり」。
それ以外には1184と1210、6232と6368、17296と18416など、これまでに60余りのペアが、フェルマーやオイラーらによって発見されている。
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