「タトゥーは消しゴムのない世界」
■資格は不要、副業感覚
肌の露出が増える夏場を迎え、ファッションで腕などにタトゥーを入れた若者の姿を見かける一方で、宮城県内で悪徳彫り師の存在が問題になっている。資格を必要とせず、簡単に道具がそろうため、副業感覚で始める人が多い。18歳未満への施術を禁止した県条例を逆手にとり、女子高生らを勧誘し、代金にわいせつ行為を強要するケースもあったという。「タトゥーは消しゴムのない世界」。施術希望者には、業者を見極める目が求められる。
昨年春、仙台市内のタトゥースタジオを20代の女性が1人で訪れた。左肩には、色は抜け落ちていたが輪郭がくっきり残ったままの蛇のタトゥー。手術では完全に消しきれず「どうしようもないので、同じ部分に別のタトゥーを入れてほしい」と依頼してきた。
女性は高校2年生のとき、インターネットの掲示板でこんなメッセージを見つけた。「若い子もOK。タトゥー入れます」。女性は興味本位で投稿者の男と数回メールでやりとりし、ホテルで待ち合わせた。男は20代前半。お互いに名乗らないまま、約2時間で施術が終わると、支払いの代わりにわいせつ行為を求められたという。
宮城県警幹部は「タトゥーを入れられることを口実に、最初からわいせつ目的で女性に近づいた可能性がある」と警戒する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100722-00000516-san-soci
