今秋に収穫される「甲州」(手前)とベリーA(奥側)。ブドウの原産地を認証する制度がスタートすると、ボトルに原産地を保証するシールが張られる=取材協力、マンズワイン(写真:産経新聞)
山梨県甲州市で原料ブドウの原産地と品質を保証する「原産地呼称ワイン認証制度」が、2010年産ワインからスタートする。制度では市内のワイナリーで醸造されたものを対象に、第三者機関によって原料ブドウの経路が確認され、利き酒による官能審査にパスしたものだけがボトルに認証シールを張ることが許される。ワインの信用度が高まる制度として各ワイナリーは期待している。
制度ではワイナリーの原料ブドウ収穫記録か、農協を経由した原料ブドウなら出荷伝票をもとに、認証審査会書類等審査部会が産地の正否をほ場まで出かけてチェックする。このあとワイナリーが搾汁した果汁糖度を点検する。
ブドウ品種によって「16度以上」「18度以上」など。品質保持に糖度規定が設けられているためだ。
さらにソムリエらによる官能審査で色、味、香り、バランスを20点満点で12点以上を合格と定めた。合格ワインは原料、アルコール度、含有酸化防止剤などのテクニカルデータも公開される。
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