滋賀で働く在日ブラジル人の間で、新築1戸建てを購入する人が増えている。甲賀や湖南、東近江、長浜各市などに多く、県内の住宅販売会社も通訳を雇うなど新市場開拓に力を入れる。「デカセギ」から定住へ、志向が変わりつつある。
■ローン制度後押し 定住志向強まる
県内の不動産会社によると、5年ほど前からブラジル人顧客が増えた。永住資格に、社会保険や国民健康保険の加入、2年以上の勤務などを条件にローンが組めるようになり、2500万円前後の物件が主流という。
甲賀市水口町の「チャンスハウジングシステム」は、通訳も3人おり、ホームページにはポルトガル語表記もある。年間35棟ほど受注し、三重や岐阜県を含め建築販売したのは250棟近くになる。和室をなくし、2階にもシャワー室を設ける人が多く、広いリビングが人気だ。
来日15年目の派遣社員フカセ・マルクス・ミツアキさん(49)は今春、同市水口町に約3500万円で購入した。5人家族で、「子どもが日本に慣れた。治安も良く、永住するつもりで買った。ローンの責任あるし頑張らないと」と話す。
長浜市の不動産賃貸会社「エム・ジェイホーム」は、今春からブラジル人向け市場に参入した。定住を望む顧客から相談を受けたのがきっかけで、葛川睦社長(32)は「ブラジルの方は仕事熱心で経済力もある。商圏としても魅力的で事業を拡大したい」と話す。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080925-00000060-kyt-l25
